それでもボクはやってない

満員電車の車内で痴漢に間違えられた青年の長い裁判を描いた作品。
身近に起こりうる可能性が高い点で痴漢のえん罪を題材にしていますが、内容は現在の裁判制度の是非を問うような深い作品でした。コメディーの要素もほとんど無く(毎度ながら本田博太郎のキャラ創りにはニヤリとさせられましたがw)、裁判の様子や説明的なセリフを見聞きすることがほとんどでしたが、2時間20分超の上映時間が短く感じるくらい引き込まれましたね。自分だったらあのように無実を主張し続けられるだろうか?と考えながら劇場を後にしました。