鈍感力も大事

平日勤めている身としては、『ブロードキャスター』や『アッコにおまかせ!』など一週間のワイドショーの総まとめコーナーが何かと便利なわけですが、今週気になったニュースといえば森進一のおふくろさん騒動ですかね。

TVでご存知かと思いますがあらためて説明すると、森進一がコンサート等で代表曲『おふくろさん』を唄う際、導入部に別の作詞・作曲家が書かれたモノを付けたして歌唱していたことについて、『おふくろさん』作詞家である川内康範氏が「もう彼には唄わせない」とご立腹されている件です。
川内氏といえば、自分は『月光仮面』『レインボーマン』『コンドールマン』など昔のヒーロー物の原作者として名前は知ってたのですが。てっきり名前も「やすのり」と読むものとばかり思ってましたが「こうはん」だということを、今回の件で初めて知りました。そういや、昔の人って名前を音読みにされているかたが多いですね。猪俣公章(こうしょう)、作家の長坂秀佳(しゅうけい)・・・etc。当時はそれがカッコ良かったんですかね?
話を戻して、川内氏の記者会見の模様を見た第一印象としては

耳毛長っ!(  ̄□ ̄)

あんなに耳毛って長くなるものなんですね。てか、普通は特に手入れしなくても生えてこないだろw
会見中もタバコを堂々と吸われたり、独特の雰囲気を持たれたかたであることには間違いなさそうです。この人だったら、レインボーマンで悪の組織を『死ね死ね団』という名に設定しそうだな〜と。
対する森進一はというと、案外のん気に構えてたようで「すでに自分の唄である」と息巻いてましたが、この会見を見たあとは流石に態度を一変され、謝罪に向かうこととなったようです。その後、川内氏が滞在しているホテルで門前払いされてましたけどねw

今回の森×川内といい、昨年の松本零士×槇原敬之の件といい、勿論訴えられる側が発端となってるわけだからそれは仕方ないのですが、訴える方もどうかと思いますね。両者とも偉大な方で、30代以上の世代にはリスペクトしている人も多いわけだし・・・。マスコミを通して見ているこちらとしては、熱弁を振るっている姿がなんだかみっともない気がします。
仕事で営業のようなものをしてる自分としても、頭の固い年長者ヘソを曲げられないよう、態度や発言等には十分気をつけないといけないな〜、と思った一件でした。