キサラギ

自殺したアイドル・如月ミキの一周忌追悼会に集まった男5人が織り成す密室劇。和やかなムードで始まったものの、やがて「自殺ではなくて殺されたのでは?」「この中に犯人がいる」と思わぬ結末に向かって物語は進む・・・

握手が長かったためにスタッフに突き飛ばされたとか、イベント会場でよく見かけるスタッフにあだ名を付けたりする、そして「売れて有名になってほしいわけでない」というファン心理・・・など、少しでも現場系アイドルヲタをやっていた者なら「あるある!」と思えることが多く、元現場系としては懐かしく、そして心温まる作品でした。そういうヲタヲタしい要素を差し引いても終始笑える内容なので、もうちょっと大々的に全国公開しても良かったんじゃないかな?